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独り旅 <Pの小屋>

北海道

4日目


8月3日13:32

2004年7月31日〜8月7日

4日目 8月3日 火曜日

5:00 (旭川ターミナルホテル)
車で寝ているわけでもないのに、とんでもなく早く目が覚めた。窓の外は明るい。お!晴れてるじゃん!早速テレビをつけて天気予報を見るが、今日行こうとしているところが何地方なのかさっぱりわからない。あまり悪くはないけど良くもない、ということはわかった。北海道にまで来て、全然涼しくないのはどういうことだろうと思っていましたが、今年の暑さと湿度は普通じゃないらしい。んじゃ、普段の時にまた来なきゃね。
充電もすべて満タン完了。片づけてカメラのお手入れなどしてました。朝飯はよくありがちなバイキング。ただ、ロビー横のちんまりした喫茶店みたいな所なのでやや狭い。人の集中する時間帯に重なっちゃったので落ち着かず、さっさと食うものだけ食って出た。
さて、実は今日の行き先をまだ決めていない。稚内に着いたらその時間で決めよう。
チェックアウトして、8:40車を出す。
77665/377.5
(ODO/TRIP)
0/1945
(today/all)
8:30
レ9:00 ナビの目的地を宗谷岬に設定。252km・14:36着だとさ。そのままだと山の中を突き進んじゃうので、途中で日本海川の海沿いを行くつもり。
旭川市内の道は相変わらずつまんない。空はグレー一色。ナビがプツプツと電源落ちを繰り返すようになる。道なんか一本しかないから迷うことはないのでかまわないが、せっかく移設までしたのに原因がわからず不愉快。振動はあまり関係無いっぽい。
国道40号から道道48号線へ。この辺から地名が読めなくなってくる。比布とか和寒とか。「ぴっぷ」「わっさむ」だって。アイヌ語が語源なのかな。川の名前だってワケわかんない。ココハドコワタシハダレみたいな。昨日のタウシュベツ川だってそうだ。別とか内とか幌なんていう字をよく見るがアイヌ語だと何か意味あるのかな。
ナビの表示は普段使う100m/200mスケールのツインビューだとここでは何の役にも立たない。500m/1kmスケールで峠のカーブの様子を探るのと、先に街があるのを確認するだけの表示になってました。
9:30 幌加内町で国道275号線へ。道道に入ってからは「いいのかな?」と思うほど快調なドライブ。カーブでタイヤが鳴き出すので「だらしないタイヤだなあ」なんて思ってスピードメーターを見ると3桁の領域。そりゃ、鳴くわな。すでに右足はある程度踏み込んだまま、ほんの少し緩めたり踏み足したりのくり返し。気がついたら「さっきいつクラッチ切ったっけ?」。当然停まってなんかいない。前も後ろも車なんていない。トラックはあまり通らないのか、轍掘れもなく快適。
景色は相変わらず曇天のためにイマイチ。いいんだ、これが「俺の見た北海道なんだ」と思うことにしていましたが、やっぱり晴れてたら何度も車を停めていただろうな。
しばらく芋だかモロコシだかの畑続きだったのですが、幌加内町に入ったあたりで一面蕎麦畑になった。すげえ。見渡す限り蕎麦。ざる何枚分だろう。帰ってきて一週間経ってもこの風景ははっきり思い出せる。いいとこだ。ちなみに蕎麦屋はあまり見かけなかった。
9:45 「道の駅森と湖の里ほろかない」でトイレ休憩。
ホテルを出る前に飲んだウーロン茶が効いたかな。こんな時間だとお店もやっていないのが寂しい。車は結構いっぱい停まっていた。
この先で国道239号線に折れて日本海方面へ。
77726/439.2 61/2006
9:55
レ10:30 苫前町国道239号線上でODOメーターが77777kmに。
車を峠道の路肩に停めていても誰も来ない。気がついたら部屋を出てから2000km走っていた。
77777/489.7 112/2057

77777km記念。ジョッキ持ったお姉ちゃんは黒ラベルについてきたおまけ。
レ10:40 JOMO41リットル苫前町のJOMOで給油。屋根もない小さなスタンドで、伝票も手書き。カードはもちろん摺り合わせの伝票。501.7km走って41リットル、12.2km/l。フロントガラスも拭いてくれず、灰皿も聞かれず。 77789/501.7 124/2069
11:00 国道232号線に出て北上。
左手は日本海、道はほとんどまっすぐ。車は結構多い。風力発電の風車は目立ったが、それ以外はあまり面白くない風景。大型トラックもいっぱいいるのでペースは速いながらもすっきりはしない。
ところが。右手にいきなり鉄橋とトンネルがどかーん!と見えた。ナビにも地図にも、線路も道路もない。廃線跡だ。あとからわかったのですが、国鉄羽幌線の跡みたいです。国道に沿ってトンネルや鉄橋、築堤が見え隠れしています。そう見ている限り、壮大な風景の中を走ってたんじゃないかなあ、車窓はなかなか良かったんだろうなあ、と思える。天塩町に入った頃には線路跡は見失った。
レ12:00 天塩町を通過、国道40号線へ。ここから海が離れていく。
現役のJR宗谷本線が道路沿いに走っているが列車なんて来ない。
左手にサロベツ原野があったらしいが、全く気づかず通過。
77871/82.1 206/2151
レ13:00 稚内市の市街地を通過。
見覚えのある看板が林立するバイパス道路みたいでちっとも面白くない。
海に突き当たり、左に行けば稚内駅・ノシャップ岬方面だが、どうにも街の中を走るのが嫌なので右折、宗谷岬へ直行。このあたりでついに雨が降り出す。
左手に宗谷海峡を見ながら国道238号線を走る。ここを行く人はみんな激しい!対向車がとぎれるたびにバンバンバスやトラックを追い越していく。仕方ないので同じように付いていく。
13:25 宗谷岬に到着。
ついに来てしまいましたよ、北緯45度31分日本最北端。
77967/177.7 302/2247
13:50 寒い!気温16℃だって。風も強い。でもって、なんにもない。おみやげ屋とかはありますが、あとは最北端の地碑だけ。サハリンどころか海がどこにあるのかすらわからないような一面の霧。思ったほどのことはないと思いすぐ撤収。人が多いのも気に入らない。とりあえず最北端の地には来たぞ、と。
レ14:00 さて、ここからのあてがありません。
知床に行くには時間的に遅い、網走は明日泊まるので嫌でも通る、旭川に戻るのはあまりに芸がない。
とりあえず国道238号線を先に進んでみる。
14:45 クッチャロ湖が目にとまったので寄ってみる。 78030/241.7 365/2310
15:00 なめとんなか?ただ湖があるだけでした。白鳥?カラスしかいなかったよ。北海道はどこに行ってもカラスが多いねえ。
ところでここ浜頓別町という名前に聞き覚えがある。廃線跡があったなあ。天北線だったっけ。国道275号線がその線路に沿っているので行ってみることにする。
レ16:00 天北峠を通過。
中頓別、松音知、敏音知、上頓別、小頓別と駅があったであろう街はあるのですが駅や線路の跡なんてさっぱりわからない。敏音知などは「道の駅ぴんねしり」になっていたんだそうで、そんなことは前もって調べておいたわけでもないので通過してしまった。結局鉄道らしきものは何も見つけられない。小頓別付近でそれっぽいものがあったような気がするだけ。
日も暮れてきて、わからないものをいつまでも探していても仕方ないのでそのまま先へ進む。音威子府(「おといねっぷ」だって。昭和のヤンキーみたいだ)村に入って国道40号線になるとやや車も増え始めるが、調子よく走っているとバックミラーからいつの間にか姿は消えている。天塩川温泉はいかにもな温泉地でいい雰囲気だった。
美深駅前のローソンでおにぎりとコーヒーを買う。このまま国道を行くと旭川に戻ってしまう。地図を見るとこの先で左に折れればオホーツク海側に抜けられる。その道道49号線へ入る。
レ17:00 さっきの国道に比べれば狭くて舗装の痛んだ道を、かなりのハイペースでかっ飛ばして美深町高広パーキングを通過。雨が降ったらしく道路は水浸し。ふと気がつくと道路左手に沿う線路がある。「こんな山奥に?」とも思うが、現にそこに線路があって鉄橋もあって今にも電車が来そう。でも地図にもナビにもそんなものは載ってない。ナビの画面前方に「トロッコ王国」の文字が目に入る。関連があるんだろうか。 78146/357.2 481/2426
17:10 さっきまでの線路に向かう道があるので試しに入ってみたら踏切みたいにはなっている。線路は光っていないので列車は来ないようだが、踏切注意の立て看板はある。先を見るとポイントがあって車庫みたいなのもある。行ってみるとそこがトロッコ王国だった。国道からの入口はどう見ても駅前通り。仁宇布(にうぷ)駅の跡に作ったものらしい。
もっと写真を見たい方はこちらへどおぞ。
17:20 さっき国道から入ってきた美深駅とここ仁宇布駅を結んでいた国鉄美幸線の跡らしいです。道道を走っていてうっそうとした森の中で家など無く、人も車も見ないような所に鉄道を通したって誰も乗らないのはわかりきっているのですが、もっと先のオホーツク海側まで延びて興浜北線(これも廃止になってしまっています)に接続する予定でしたが工事はかなり完成に近い状態のまま中断、日本一の赤字路線として有名だったそうです。
で、その線路跡を利用してトロッコを走らせているらしい。通り過ぎた広尾パーキングまで行けるそうな。どうりで今にも列車が来そうな感じなわけだぁ。
訪れているのは私だけで、地元の人が数人うろちょろしていた。トイレを借り、さて撤収しようかと思ったらスタッフらしき人に「写真いっぱい撮った?」と声をかけられた。時間が時間だけにもう閉園だろう。車のナンバーを見ておじさんの動きが一瞬止まったのを見逃さなかった。
18:00 雄武町で国道238号線に出る。しばらく行くと日の出岬なるものがあったので行ってみる。 78201/412.7 536/2481
↑展望台のようなところ
→↑夕焼け?

→プレリュード
  珍しくフロント側から撮ったカット。
  でも手ブレでダメダメ。
18:10 曇天の日没近くに来るほど間抜けなところはない所ですね。キャンプ場があって、そこは賑わってました。
さーて、このあとどうしましょう。日も沈みますから寝るだけです。だったら明日の予定に合わせて、先に走っておきましょう。明日の予定は網走のホテルに泊まること、だけ。知床半島には明日行くのかな。ならば、朝のうちに摩周湖・屈斜路湖を見て、知床半島をまわって余裕があれば納沙布岬から網走へ戻るというかんじでいいかな。んじゃあ、阿寒湖あたりまで行っておくことにしましょう。早速ナビに設定、走り出す。
レ19:00 湧別町通過。ここも鉄道が通っていたらしいが、全く気づかなかった。
国道238号線をサロマ湖畔で折れ、道道で北見方面へ。日も暮れて景色なんて何も見えない。車も多い。
78265/476.6 600/2645
レ20:00 北見市通過。北見ならGSくらいあるだろうと思っていた。あるのだがなぜか反対車線ばかりで行きあぐねて通過してしまった。ただの市街地で何一つ面白くない。 78331/542.1 666/2611
20:30 津別町のセブンイレブンで食い物を仕入れる。
幌加内産そば粉使用ざる蕎麦なるものが売っていた。蕎麦畑に見とれたところだ。セブンイレブンマーク入りだったのでどこででも買えるのだろうと思ってこのときは買わなかったのだが、このあとどこのセブンイレブンでも見ることはなかった。
78361/571.9 696/2461
21:10 真っ暗な森の間の国道を突っ走って阿寒湖に到着。トラックが結構走っていた。鹿もうろちょろしていた。キタキツネなんかもう珍しくも何ともない。そこら中にいる。
車を停める場所を求めて阿寒湖畔温泉の方に入っていって驚いた。ものすごいにぎわい。お店には皎々と電気が点き、浴衣の人であふれていた。駐車場があるにはあるが有料。しかし入口に人はいない。気に入らずそこには停めずうろちょろするもいい場所はない。そんなことをしているうちに燃料残量警告灯がぼんやり点いたり消えたりから眩しく点灯になって来ちゃった。阿寒湖畔を選んだのはGSがあることがわかっていたのと、駐車場所くらいあるだろうと思ったから。当然この時間だとGSはやっていない。国道に一台分の待避スペースを見つけ、そこに停めてさっき買ったおにぎりを食わずに運転席を倒して寝た。温泉街のにぎやかな放送が聞こえる。横をトラックが通り過ぎるたびに車が揺れる。疲れていたのか、わりと早く落ちた。
今日の走行、わりと走って745km、道内1979km、さいたまから2690km。がんばっちゃったわりに今日はつまんなかったね。
78410/621.4 745/2690


5日目に続く
 
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1日目 さいたま-青森-函館-岩内
2日目 岩内-積丹半周-小樽-夕張-富良野-美瑛-旭川
3日目 旭川-美瑛-十勝山温泉-糠平湖-銀泉台-旭川
4日目 旭川-稚内(宗谷岬)-阿寒湖
5日目 阿寒湖-釧路-摩周湖・屈斜路湖-知床-阿寒湖-網走
6日目 網走-野付半島-白糠線跡-浦河
7日目 浦河-襟裳岬-帯広-日高-苫小牧-支笏湖-洞爺湖-函館
8日目 函館-青森-さいたま
出発前にほざいていたこと
<関連リンク>
北の道ナビ
北の道の駅
阿寒観光協会


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