独り旅 <Pの小屋>

北海道


8月6日9:06

2004年7月31日〜8月7日

行ったことの無かった北海道、ついに行ってきました。
どんなところなのか、どんな行動が出来るのか、何があるのか、どこには行っておくべきなのか、さっぱり何にも知りません。聞けば道東が面白いらしい。何がいいのかは教えてもらえない。
2004年の夏休み、8月の第一週をぶっ通しでとりました。土日を入れると9日間ありますが、アタマの7日使って見に行ってくることにしました。
何となく描いていた出発前の予定はこちら
結局8日間かかってますので全8ページあります。いずれもいつものように画像大量貼付してあるので相当な重さです。覚悟の上でご覧ください。

注:当時のファイルをほぼそのままアップロードさせてあります。
外部リンク等は繋がっていない可能性が大です。

1日目 7月31日土曜日

昨日まで普通の日。あらかじめ何の準備もしていないし、睡眠も充分取っておきたいので午前中に支度をしてから出発する。
青森まで東北道で行き、フェリーで函館に渡るつもりでいる。昼頃走り出せば夜には青森に着くだろう、フェリーも乗れるだろう、と、かなり無計画。北海道内での行動もどうせ見えないので、行き当たりばったりの適当さです。
あらかじめ準備したのは着替えと各バッテリーフル充電、この日のために買った1ギガのCFカード、北海道の道路地図(1/20万)と小さめの観光ガイド、電池式の蚊取り器程度。おきまりのカメラはEOS10Dはもちろん、G2とEXILIM S2。CFカードはありったけ全部持っていく。90ISは今回スペアとして持っては行くが別のバッグに入れて完全にピンチヒッター。そして銀塩のEOS100も持って行ってみる。フィルムは36枚撮りを2本調達。ただ、どうにもカメラの調子がおかしいので、その様子見というところ。
充分寝ておくつもりだったが遠足気分で早く起きてしまい、早々に支度は終わった。昼前どころか10時過ぎには荷物を持って部屋を出た。
10:20 出発。
ナビの行き先設定は青森のフェリーターミナル。8時間55分かかって19:23着とか言っている。
天候、晴れ。車の外気温計は33.8℃。暑そうだ。東北道浦和ICに向かって走り出す。
75720/34.0
(ODO/TRIP)
0/0
(today/all)
レ11:00 浦和IC通過30分くらいかと思っていたが、国道122号線が混んでいて40分もかかっちゃった。
どうでもいいけど122号を「わんつーつー」っていうの、だせえと思うんですが。あんなただの田舎道をさ。
渋滞の情報はなし。青森まで644km、がんばりましょう。
レ11:20 群馬県突入栃木県突入埼玉県を抜けて群馬県へ。館林ICがあっただけで5分後には栃木県へ。
走りながらナビの表示設定を変える。コンビニとガソリンスタンドとトイレは全部表示するようにしておく。普段はそうするとマークだけで地図表示が埋まっちゃうので。
レ12:25 福島県突入。黄色と赤のビートを1台ずつ目撃。
レ13:15 宮城県突入。本当に渋滞もなく、絶好調。
ちなみにプレリュードでここから北には行ったことがない。初上陸。
レ13:45 東北道・川口〜青森の中間点を通過。あと半分ね。銀色のごす(5th)プレを目撃。
レ14:00 400キロポスト通過400キロポスト通過。
非常に天気はよい。
14:20には岩手県に突入。ナビはあと264km、17:35着と言っている。
14:30 前沢SA前沢SAで休憩と給油。初めて車から降りる。
暑いね〜。エアコンフル稼働。
3時間半で420km、平均時速なんて出しちゃいけません。
フロントガラスは虫のあとだらけ。スタンドで落としてもらうが、どうせすぐ同じになっちゃうんだろうな。
ちなみにここのコスモのスタンド、あまりいい感じではない。
会社から家までの34km分もあるけど487.4km走って50.2リットル、9.7km/l。そんなもんかな。
76174/487.4 420/420
14:42
レ15:00 何でかわからないが、エアコンが効かない。吹き出し口から風が出ていない気がする。
ずっとオートのまま、内気循環と外気導入のスイッチをいじるくらいだったのですが、内気循環にしたのに吹き出し口からもやもやが出てくるのでおかしいなと思ったら風が冷たくない。いや、エアコンはやや効いているようだがブロアが回ってない。マニュアルで風量最大にすると若干ながら風が来る。「また逝っちゃったかな?」と思いつつ外はまあ涼しいので窓を開けてエアコンは切る。暑くはないが湿気がうっとおしいのと音がうるさい。
15:10、500kmポストを通過。走った距離を半分にすると、その時間になる。そりゃもう、笑っちゃうくらいきっちり。
レ15:50 600キロポスト通過青森県突入秋田県突入。
16:00、600キロポスト通過。
16:10、青森県突入。
なんとなくエアコンのスイッチを入れてみたら普通に効きだした。なんだったんだろう?
レ16:40 青森IC通過青森ICで降りる。5時間40分、思っていたよりずっと早い。
北に来たのに全然涼しくない。
16:55 フェリー何ごともなく、青森フェリーターミナルに到着。
次の便は17:40発。ちょっと慌ただしい気がしたのでその次の18:00発のにする。車検証を出してきて紙に記載して乗船手続きをする。乗船券をくれるわけでもなく、手渡されたのは領収書のみ。ちなみに16050円。
乗船車に戻って指示された乗り場の近くまで移動、しばらくぼけ〜っとする。ナビに函館からの移動先、小樽を行き先に設定する。
17:30、乗船開始。言われるがままに車を入れて、停める。比較的最後の方の搭乗だったのですが、わりと空いているようだ。車のスペースにはまだ余裕があった。
76431/257.2 711/711
18:00 出航。雑魚寝部屋で寝っ転がってました。
青函フェリーの「はやぶさ」という船だったのですが、共栄運輸というのになにやら見覚えがある。船の煙突のマークが「○に七」、毎日会社から見る船と同じだ。
夕焼けさて函館まで3時間50分、少しでも寝ておきましょうかね、と思っていたのですが、困ったことにあたりは子供連れだらけ。ガキどもは楽しくて仕方ないらしく走り回る。親も注意するが、言うことなんてききゃあしない。子供に向かって「しー!」と言うその顔が笑ってるし。遊んでると思ってるぞ、ガキどもは。そんな馬鹿親どもに腹を立てながらうとうとしてました。
結局あまり休めず、甲板でイライラをしずめる。夕焼けがきれい。日が沈んだら今度は月がきれいでした。遠くに街の明かりが見えてきた。函館だ。うを!上陸はもうすぐだぞ!
レ21:50 函館に到着。北海道上陸!!
前の車に続いて適当に走るが、ナビが北海道に上陸したことを掴むまでどこをどう行っていいのかわからずまごまごする。函館の市街はなんてことのない市街地でさほど面白くない。まだ夜10時だというのに真っ暗。
いきなりエンジンチェックランプが点いたが放置。
レ22:10 通りすがりのローソンでおにぎりを買い、走りながら食う。
国道5号線を長万部まで行くらしい。出来かけの高速道路が無料でちょこっとだけ走れる。夜景がきれい。
さほど走っていないのに山の中になった。当然あたりは真っ暗で何も見えない。車もいきなり少なくなった。余裕で法定速度は超えているが、余裕で抜いていく車もいれば普通と思われる速度の車もいる。地名も全然わからない。ここは本当に北海道か?海沿いに出たらしいが真っ暗。前に一台ハイエースがいるだけでその前も後ろにも誰もいない。いいペースでかっ飛ぶハイエースについていく。コンビニもがGSもそこそこ沿道にある。ガソリンは入れておこうか迷い出すが、まだ早い気がした。
長万部で国道を逸れて道道9号線へ。
レ24:00 黒松内町通過。国道229号線に突き当たり、岩内方面へ。太平洋側から日本海側に移り、左手に日本海を眺めながらのはずなのですが、当然真っ暗。 76566/399.4
24:30 「道の駅いわない」で車を停める。
あまりに真っ暗で面白くないのでここで仮眠することにする。外は蒸し暑い。
持ってきて置いた蚊取器のスイッチを入れ、窓とサンルーフをちょっとだけ開けて後部座席で寝た。
今日の走行881km、北海道に入ってから170km。
76601/431.0 881/881


2日目に続く
 
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1日目 さいたま-青森-函館-岩内
2日目 岩内-積丹半周-小樽-夕張-富良野-美瑛-旭川
3日目 旭川-美瑛-十勝山温泉-糠平湖-銀泉台-旭川
4日目 旭川-稚内(宗谷岬)-阿寒湖
5日目 阿寒湖-釧路-摩周湖・屈斜路湖-知床-阿寒湖-網走
6日目 網走-野付半島-白糠線跡-浦河
7日目 浦河-襟裳岬-帯広-日高-苫小牧-支笏湖-洞爺湖-函館
8日目 函館-青森-さいたま
出発前にほざいていたこと
<関連リンク>
北の道ナビ
北の道の駅
日本長距離フェリー協会
東日本フェリー
青函フェリーオンライン



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