コレクション<鉄道模型:Nゲージ> Pの小屋

157系大人気の謎

国鉄157系、比較的マイナーな電車ですよね。活躍した期間も、走行した区間も短いはずなのですが、どういうわけか模型化される機会は多い電車です。クロ157の存在も多いとは思いますが、それにしても出過ぎでしょう。
グリーンマックスのキットが比較的長く安定供給されています。途中でクロも追加され、当初は限定版だったはずなのですがその後もバンバン売られ、実車が185系に連結されるようになってからはついに単品でも発売されています。
マイクロエースが一度金属製ボディのを発売。何ともしっとりした仕上がりだったのですが、メーカー共々消滅。
グリーンマックス製品が途中でマイナーチェンジ。セット販売にあわせて前面を改良、ライトレンズ、前面窓ガラスをクリアパーツ化しています。
マイクロエースが復活、怒濤の製品化ラッシュの中に157系もいました。ご丁寧に登場時と特急化後両方を生産。前面の顔つきに納得がいかないものの、印刷技術を惜しみなく使い、サボ・床下機器文字まで印刷済み。
そして突然KATOが発売。相変わらず生産・販売コンセプトの不明な会社です。当然のようにクロも発売。セット販売だけなのが気に入りませんが、仕上がりはKATOらしくきれいなのでやっぱり買ってしまいました。
GM初期製品
ヘッドライトがご覧の状態でした。現在販売中の製品にもこの前面は入っていますので再現(?)は容易です。
前面窓ガラスに悩まされました。
ばら売り時代、何故かサロだけが客車キットと同じ青いモールドだった。そのサロに非冷房時代用スカートが入ってました。
クモハ・モハ・サロの各2両入りセットが標準でしたが、途中でクモハ+モハセットに変更されています。

GM改良製品
前面がリメイクされ、窓ガラスとライトレンズがクリアパーツになりました。クモハ・モハ・サロ・クロだけであいかわらずサハは無し。
台車もDT24しか用意されておらず、サロ・クロもそれを流用する指示になってます。
サハ157
レイルロードだかタヴァサだかのコンバージョンキット。
側面だけエッチング製のに貼り替える。
わりと違和感ない。
マイクロエース
金属製ボディの製品。
マイクロエースの製品のわりにはしっとりした仕上がり。
エッチング製のヘッドマークが付いていますが、前面に空いた角穴にはめ込む様になっています。つまりヘッドマーク無しにはできない。
よりによってサハ157を動力車にしてしまったのはまずかったでしょう。
マイクロエース
屋根上パーツが全て別パーツになっていたりして素敵なのですが、フロントガラスとヘッドライトの間が間抜けに空いているのが惜しい。
TNカプラー取付用スカートまでご丁寧に入っている。
非冷房の準急セットと、クロの入った特急色セットとがあります。
KATO
文句のでない仕上がり。
強いて言えばKATOカプラーの電気連結器状のモールドくらいか。
でも連結出来ないのも嫌だ。
クロセットのクモハはKATOカプラーが無いのでいいと思う。
GM クロ157
最初は5両セットで発売。限定版だったはず。
塗り分けラインのモールドが太く、そのままではとうてい満足のいく仕上がりにはならない。
前面が1つ余計に入っていて、153系を低運転台化改造して楽しめました。
おなじくGM製。
ヘッドライトをタヴァサのパーツ化してみた。
クーラーもKATOのに替えてやりたいところです。
単品発売されたGMクロ。
内容に変化は無し。

クロに前面がひとつおまけで入っていたので
クハ153の低運転台を作ったものです。
運転台の窓がそのままなのはご愛敬で。


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